アロマオイルは単体でというよりは、何種類かを組み合わせて使用することが多いものです。
ひとつひとつはよい香りでも、あわせてみると不協和音を奏でてしまう香りもありますので、
アロマオイル同士の相性はよくよく気をつけないといけません。
協調性のない香りがある一方で、どんな香りともよく合うベルガモットはアロマオイルの優等生です。
アールグレイの香りつけにも使用される柑橘系精油ベルガモット。
>>ベルガモットhttp://www.t-tree.net/essentialoil/bergamot.htm
アロマオイルと比較的相性が良好
ベルガモットの木は地中海性気候を好み、
3メートル程度の低木でオレンジに似た果実が実ります。
この果皮からオイルが抽出されますが、
実は苦味が強いため食用にされることはありません。
いろいろなアロマオイルと比較的相性が良好なので、
いろいろなレシピで見かけることが多いベルガモットです。
ただ、ベルガモットには紫外線と反応して皮膚に刺激を与えてしまう成分があります。
この光毒性成分を除去した精油ベルガモットFCFならば
肌につけるトリートメント等に使用しても安心でしょう。
なぐさめのパワーも強力
グレープフルーツやレモンといった柑橘系の香りはなぜか人の心を明るくします。
ベルガモットにも同様のパワーがありますが、
それだけではないなぐさめのパワーも強力。
落ち込んでいる、緊張している、怒っているといった
情緒を落ち着かせる働きがあるのです。
また、もう誰にも会いたくないというような場合でもこの香りをかぐと
不思議と心が穏やかになる効果があるようです。
芳香浴、手浴、沐浴などで、深呼吸するように体内にめぐらせてみるとよいでしょう。
レモン、イランイラン、ローズゼラニウム、ネロリ、マージョラム、カモミール・ローマン、ジャスミン……
どのようなアロマオイルとも組み合わせることができますが、
最強はラベンダーとのカップリング。ラベンダー、ベルガモット
それぞれの配合を少し変えるだけでガラッと雰囲気が変化するのです。
リラックスしたい時にはラベンダーを多めに、
元気になりたい時にはベルガモットを多めにしてみて下さい。