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エステテシャンになるまで。そして、なってよかったこと

エステテシャンになってよかったと思うのは、いろいろな人をきれいにできることです。
場所柄サロン「キミツ」にいらっしゃるお客様の中には、ご高齢の方も結構いらっしゃるのですが、どんなおばあちゃまであってもリンパマッサージをした後は、お肌もツヤツヤととても輝いていらっしゃいます。

温泉に入るような感覚で来るお客様

エステテシャンと一口にいっても、その施術はさまざまなものがありますが、幅広い年齢層を対象にすることができるリンパマッサージを選択して本当に良かったと思っています。
おばあちゃま方は、温泉に入るような感覚でいらしてくださるので、うれしいですね。

もしも老人施設などへのボランティアをさせていただけるのであれば、ぜひ挑戦してみたいです。
エステテシャン専門学校時代の同級生の中には、ホテルや高級マンションのスパで働いている人もいて、有名人に会ったとか、いろいろと華やかな話を聞くこともあり、少しうらやましく思うこともありましたが、今では街の中にいる普通の人をきれいにすることが私の使命!ぐらいに思っています。

エステティシャンになるまでの道のり

実はわたくし、エステテシャンとしてのキャリアスタートは少々遅く、24歳の時です。
大学はプロフィールにもある通り、あの有名な日本大学の文理学部のOGなのですが、特に社長になりたいという夢はなく、当時キャンパスの近くにあった日本大学の学生寮に住みながら大学生活を送っていました。

卒業後は某アパレル会社に就職し、研修で短期間ではありますが売り場に配属されたことがありました。
その「本当はあの服が着たいけどこの体型だからこっちにしておく」とか「ポッコリ出たお腹をカバーできるような服が欲しい」とか、そんなリクエストが多くて悲しくなってしまったのです。

なんて自分のボディに自信のない人が多いのだろう、と。
もっともその頃のわたくしは今よりも15キロぐらい余計に体重がございましたので、おまえがボディに自信を持っている場合ではない!という状態ではありましたが。
自分のことはさておき、せっかく女性に生まれてきたのに、こんなに控えめでは人生の半分も楽しんでいないのではないかしら、と思いました。

少し年齢層の高い奥様のためのブランドでしたから、お客様もそれなりに裕福な層でしたが、どこか幸せそうではない。
もしかしたら、贅肉のついたボディを高級服で包むよりも、内側からきれいに絞ったボディならばどんな安い服一枚をまとっていたとしても、その方が幸せなのではないかしら、と。

そのように考えたわたくしは、その後別の会社へ転職したのですが、もっと女性をきれいにしてあげたい!と思うようになり、昼間はOLとして働きながら夜間のエステテシャン専門学校に通いはじめました。
「根本的にキレイになるにはエステだ!」って直感的にひらめいたのです。
エステサロンに足を運んだことなどなかったにもかかわらず、なぜかその時のわたくしは自信に満ちてエステの道へ一歩踏み出すことに、何のためらいもありませんでした。

そうとはいっても、その頃はまだエステの知識を身につけるのは趣味程度のもので、まさかこのようにプロのエステテシャンとして働くことになろうとは夢にも思いませんでしたが。