肌に良い成分を直接肌に与える

イオン導入と言っても、普通の人は何のことかさっぱりとわからないと思います。
これはエステ店で行われる施術の方法の一つであり、イオン導入器を使い、電流によって施術する方法です。
この施術によって、にきびやシミやシワやたるみに効果があります。

通常いくら肌によいと言われているビタミンCやプラセンタは、食べ物として口から摂取しても、それは胃によって消化されるだけであり、肌には必要な分だけしか届きません。
このような成分が肌に直接届けば、さらに肌トラブルには効果が出るはずです。
そこでイオン導入器を使い、美肌効果のあるこれらの成分を皮膚に直接浸透させるのです。

イオン導入器では、マイナスの電荷のビタミンC誘導体と、イオン導入器で発生したマイナスの電流によって、肌に美肌成分を浸透させることが出来るのです。
これによって口から摂取したり、注射で成分を注入するのとは違い、肌の深層まで成分が届くので、美しい肌を作ることが出来ます。
この施術では、皮脂をコントロールすることも出来ますので、にきびが出来にくい肌にもなると言われています。

イオン導入器について

エステ店で使うイオン導入器は、医療機器用と比べると機能は劣るので、パワーや性能は医療機器ほどではなく、効果は落ちるものだと理解しておきましょう。
また最近では市販の自宅で使えるイオン導入器も販売されていますが、これも自宅で手軽に簡単に利用できるように作られているものであり、このようなイオン導入器の機能も医療用よりは遙かに劣ります。

エステ店は医師免許の無い方が施術をしているので、このような場所では医療用のイオン導入器は使用できません。
もしも更に効果の高い医療機器用のイオン導入器を使いたいなら、エステ店やサロンではなく美容皮膚科へ行って、そこで医療用のイオン導入器で施術を受けるべきです。
皮膚科だとにきびを治したりするためにイオン導入器を使うので、肌トラブルが解消するまで施術を行ってくれます。

イオン導入器では、微量ではありますが皮膚に電流を流します。
肌の弱い方によっては皮膚に火傷を受けたり、刺激を感じる場合などもあります。
この施術の効果を高めるには、角質を除去した後に行った方が効果が高いので、エステ店によってはピーリング後に施術を行うところもあります。

もしも確実な効果を求めるなら美容皮膚科での施術を受けた方が良いでしょう。
医療機関なので1回の施術費用は少し高額となりますが、医療機関でしか使えない高性能のイオン導入器を使うことが出来、医師の指導の下で行うので安全性が高いです。
施術を行った後では、アフターケアなどのアドバイスうけることが出来ます。