実はエステにも「資格」があるのです
エステティシャンって聞くと、エステサロンなどでフェイスマッサージとか痩身などのボディケアをしてくれるスタッフの人、というイメージは皆さんも持っているのではないでしょうか。
でもこのエステティシャンには、国内資格というものがあるのはあまり知られてないんじゃないでしょうか。
「協会認定エステティシャン」という資格のことで、日本エステティック協会で行われる統一試験というものがあって、そこで合格したら「協会認定エステティシャン」として登録してもらえて、ネームタッグだとかディプロマなどが与えられます。
公の国家資格などの資格制度ではないものの、一人前のエステティシャンとしてきちんと必要な知識を持っているのか、一定の技術があるのか、という目安になるんですよ。
日本エステティック協会の資格とは?
協会認定エステティシャンの資格にはいくつかあって、指導的立場、社会的立場を担う認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)、業界内で中核的な立場である認定エステティシャン、フェイシャルの基礎的なスキルを習得している認定フェイシャルエステティシャン、そしてさらにボディの基礎的なスキルを習得している「認定ボディエステティシャン」というものがあります。
受験資格はこんな感じ
日本エステティック協会の正会員になって、①協会認定校で1000時間以上のコースを終えたひと②協会認定エステティシャンの資格を取ったあと、実務経験を二年以上積んだ、認定エステティシャン③協会認定エステティシャンの資格を取る以前から五年以上実務経験をもっている認定エステティシャン、このうちのどれかに該当していれば問題ありません。
ただしそのことを証明するものが必要です。
試験の内容は?
一次試験は筆記の論述式試験(120分)で、二次試験は、実際のケアをおこなう実技の試験が行われます。
フェイシャルの手技と機器を使ったものや、ボディの手技と機器の操作、ワックス脱毛の実技、メイクやマニキュアの実技などです。
三次試験はケースヒストリーというもので小論文を提出して、面接があります。
受験費用はこのくらい
一次試験から三次試験まで受験料は別になっています。
内訳は一次試験が5000円、二次試験が20000円、三次試験が5000円に設定されています。
資格の更新は?
資格を取得すると、三年ごとに更新されるようになってます。
その際に更新料などは無料で、これを二回更新すると、永久認定してもらえるようになっていますよ。
エステな女性の美容に興味がある方は、こういった資格を取得して、自身の美にプラスにしたりお仕事に生かしてみてはいかがでしょうか?